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死神から見た人間模様
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
死神の精度 (文春文庫 (い70-1))
伊坂 幸太郎

大昔にファンロードで「死神ピカー」と言う言葉が流行っていたのを思い出しました。
「マンガで投稿してくる話の半分が死神が出てきて「お前は今から死ぬのだ」「そんなー」と言って最終的には死神に命を助けられる的な話になると言うものでした。
今回出てくる死神は、別に助けてくれはしません。
どんな死神なのか? それは読んでもらえれば分かると思います。
それでは感想行ってみよう。
オー。


この話に出てくる死神は非常に変な性格です。
仕事は事故死など不慮の事故で死ぬ予定の人間を7日間観察して、死ぬべきかどうかを見定める事。
雨男で晴天の空を見た事がない。音楽大好きで人間が作ったものの中で一番いいのはミュージック、一番嫌なものは渋滞と言う、かなり変な趣味です。
そして仕事熱心かと思うとそうでもありません。彼から見た淡々とした人間模様は、何とも変な味わいです。

この話は死神の人間名千葉が、7日後に死ぬ予定の人々を観察して思った事を散りばめた短編集で(映画化されましたね)、この短編集は読めば読むほどこの変な死神の性格が病み付きになるというかなり変な短編集でした。
本人は「人間に興味はない」と言い張りながら、人間のする人間らしい行動にいちいち感心しているのが何とも言えません。仕事に疲れた女性、今の時代に珍しく仁義を通そうとするヤクザ、雪山の密室殺人事件、片思いをする男性、人を殺してしまった少年、そして老いたおばあさんなどなど、彼の目から通した人間模様の楽しさ、愉快さは何とも言えず面白いです。

死神と言うファンタジーを通して見た人間模様は実に面白く、またこの短編集に随所にこらした仕掛けを読み解くのもまた楽しかったです。
映画を見に行こうと思っている方にも、別に予定のない方にもオススメです。
姫つつじ | プレビュー | comments(0) | trackbacks(0) |
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